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前橋に新たなアートスポットが誕生

アートと⽣活空間が共⽣する「まえばしガレリア」

2023 年5⽉7⽇(⽇)にオープンした「まえばしガレリア」。その前日の5月6日、メディア&関係者向けの内覧会に参加。かれこれ45年以上前橋の景色を眺めてきたのに、内覧会当日の青空があまりにも綺麗すぎたからなのか?見慣れた景色のはずなのに、何故か、海外旅行をしているかのような不思議な感覚に襲われた。

内覧会当日の様子をまとめた動画 ©tokiYo

前橋の新たなランドマークとなる「前橋ガレリア」のコンセプトは「発⾒のある暮らし、創造が⽣まれる場所、前橋ラバーズが集う拠点」。近々(2023年5月末)前橋随⼀の⼀流フランス料理レストランも開業予定。西麻布のミシュラン三つ星フレンチレストラン出身の石橋和樹シェフの挑戦を心から応援します。

無駄のないシンプルな空間が醸し出す高級感
静寂に包まれた空間

アートとデザインによる地域活性化が進む前橋の新たなアートスポットとして⽣まれる「まえばしガレリア」。1 階はフレンチレストランと⽇本を代表する有名ギャラリーが拠点を構える。

この施設の面白いところは、2 階から 4 階に⼤きなテラス付きの分譲レジデンスが共存すること。1階にギャラリーと高級フレンチレストラン。海沿いのリゾートを彷彿させるまっ白な施設の上空には透き通った青空が広がり、開放感に浸ることが出来る。但し、ここは、海なし県の県庁所在地に誕生した複合施設。現実世界の周辺には、昭和の雰囲気漂う昔ながらの繁華街。その違和感、カオスな雰囲気が、前橋らしくもあり嬉しくなる。昭和と令和と未来が連動する不思議さに魅了され、これから、新しい歴史が刻まれるこの空間の可能性、それを肌で感じることが出来た幸運を噛みしめる。

青空に溶け込む前橋ガレリア

交差点の先に広がる新しいアートデスティネーション

内覧会では、関係者からの挨拶もありました。

「まえばしガレリア」運営会社の株式会社まちの開発舎代表の橋本薫氏は、同じ前橋生まれの同世代。色々と刺激を受けました。生まれ故郷に愛着を感じ、その発展を願うことは自然なこと。筆者の脳裏にいつか「故郷に錦を飾りたい」との思いが募る。

“If you build it, he will come”「それをつくれば、彼はやってくる」これは、1989年公開のハリウッド映画Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームスの名言のひとつ。

”If maebasi lovers build it, they will come”「前橋ラバーズがそれを作れば、彼らはやってくる」。箱が無いと、人は来ない。でも、箱があれば、人はくるかもしれない。その箱に価値があれば、世界中から人が集まるかもしれない。前橋の30年後、100年後がますます楽しみになってきた。

まちの開発舎代表の橋本薫氏

【まちなかとのつながり】 「めぶく。」と「まえばしガレリア」 2016 年 8 ⽉、未来を⾒据えた「前橋市ビジョン」の発表会で、ボディコピーの「めぶく。」が共有され、以来⽩井屋 ホテルを筆頭として前橋の “まちなか”では少しずつ魅⼒的なお店やコミュニティスペースなどが誕⽣し、賑わいが戻り はじめています。官⺠連携した中⼼市街地の再開発から学⽣を中⼼に運営される⼩さなフェスティバルまで、街に関 わる様々な⽴場の⼈たちが意⾒を交わし⾏動をはじめています。「まえばしガレリア」もこれらの活動と連携しながら、 暮らす⼈と訪れる⼈が集い、⽂化が交流する場として、前橋からグローバルにアートと⾷⽂化を発信する暮らしの拠 点として、前橋の「めぶく。」活性化に貢献していきたいと考えています。

■「まえばしガレリア」運営会社
株式会社まちの開発舎*
info@towndevelop.jp
住所︓群⾺県前橋市千代⽥町 2-10-2 4F
宅地建物取引業︓群⾺県知事(1)第 7808 号
営業時間︓平⽇ 10:00 – 18:00
※不動産関連のお問い合わせ(上記メールアドレス宛にお問い合わせください。)
*前橋活性化のための地域デベロッパーとして 2021 年に創業

まえばしガレリアを彩るアーティスト

左から:
■タカ・イシイギャラリー代表 ⽯井孝之氏 ■⼩⼭登美夫ギャラリー代表⼩⼭登美夫氏 ■rin art association代表原⽥崇⼈氏 ■Art Office Shiobara代表塩原将志氏 ■MAKI Gallery代表牧正⼤氏

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